犬の病気

皮膚のお話し

皮膚病のおはなし

皮膚病とは?

皮膚病とは、皮膚の基本構造が壊れて、皮膚に発疹などの病的な変化が現れる病気です。
「皮膚病」と言うと、他の病気に比べかるく考えられがちですが、実は動物病院へかかる原因のNo.1といわれていて、しかも治療が長期に渡り、時間も費用もかかるのが現実です。

何らかの原因によって、皮膚のバリア機能が低下してしまうことで発症してしまうのですが、犬の場合、患部を「舐める」「掻く」「噛む」を繰り返すことで、二次感染を引き起こし、なかなか治らない=費用がかかるというのが常です・・・。

皮膚病は、内的要因によるものと外的要因によるものに分けられ、内的要因には先天性と後天性があります。

皮膚病図解


こんな症状がみられたら要注意

皮膚病の症状


皮膚病の予防とケア

「皮膚」は健康のバロメーターであり、身体の内部を映し出す鏡です。 「健康な皮膚」は「肥沃な土壌」、「輝く被毛」は「豊かに育った作物」と言えるでしょう。

皮膚病の原因は多岐にわたるため、そのケアも一筋縄ではいきません。しかし、基本はいつも強い皮膚を維持し、健康的な免疫であること。清潔で快適な生活環境をつくることやストレスをかけないこと、たくさん遊んであげるよう心掛けたり、食事にもこだわりましょう。専用の食事を予防にも治療の一環としても取り入れるのがおすすめです。


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皮膚のはたらき

皮膚は、接触や温度変化、痛みなどの物理的な刺激を感じる<感覚器>としての役割とともに、外界からの様々な刺激や環境の変化から身体を守る<バリア層>としての機能も持っています。

犬の汗腺は人のように全身になく、足の裏に集中しているんだ

皮膚は外側から順に、表皮→真皮→皮下組織の3層構造。
最も外側の表皮は角質層で覆われ、有害な紫外線が直接体内に入ることを防いだり、水分も通さない働きを持っています。また、皮脂膜を張りめぐらして細菌などの侵入を防ぎます。 そして、表皮と真皮を貫くように毛穴や汗腺があり、これらを開いたり閉じたりすることで体温を調節しています。
真皮を構成するコラーゲンは、皮膚組織の70%占める皮膚・被毛の健康維持に最も大切な成分。皮膚組織の土台となり、細胞をつなぎ、血行を促進し、酸素や栄養を送り込み皮膚細胞の増殖を助けます。さらに、紫外線から身を守るためのメラニンもこの真皮で作られます。
皮下組織は、脂肪により衝撃を吸収するクッションの働きや、熱を伝えにくいので体温の調節もします。

皮膚構造図


皮膚病の症状

発疹、脱毛、発赤、乾燥、脂っぽいなど様々ありますが、多くの場合、痒みをともないます。
弱い部分に症状が出やすく、特に目や口のまわりや手足の付け根、先端部に多くみられます。さらに皮膚の延長として外耳にもよく現れます。
痒みは思った以上にストレスとなり、睡眠を障害したり掻きむしってさらに事態を悪化させます。こうしたストレスや、基礎疾患、アレルギーなどは免疫機能を落とし、それにより皮膚のバリア機能が低下すると、様々な部位に症状が広がることがあります。

皮膚病の症状

代表的な皮膚病

皮膚病のうち、最も多い痒みを伴うものに、皮膚感染症とアレルギー性皮膚炎という2大グループがあります。

2大皮膚病グループ

通常、痒みのある原因としては、第1に外部寄生虫感染が多く続いて細菌感染、3番目にはカビによる感染、4番目にアレルギーとなっています。

皮膚感染症
皮膚病原因主な症状
膿皮症ブドウ球菌強い痒みを伴う急性湿性皮膚炎。
最も多いのは外耳炎、指の間も。
アカラス症
(ニキビダニ症)
ニキビダニ皮膚の毛包や脂腺に常在しているダニが異常繁殖。
遺伝的な要素も強い。
マラセチア皮膚炎マラセチア酵母菌激しい痒み、皮脂が大量に出る脂漏症を伴う事が多い。
湿性と乾性がある。外耳炎も多い。
皮膚糸状菌症白癬菌(カビ)円形に脱毛。人にも感染する。件数としては多くない。

アレルギー性
皮膚病原因主な症状
アトピー(吸引)性ハウスダスト・花粉・カビなど
アレルゲンを吸い込む
アレルギーの70%を占める炎症。ひどい痒みを伴う。
主に顔、四肢、腹部に。
ノミアレルギー性ノミの唾液がアレルゲン刺された場所に関係なく下半身全域を中心に症状が現れる。
接触性生活環境の中のアレルゲン10%程度を占める。接触部位の炎症、痒み、湿疹。
食物アレルギー食べ物の中に含まれるアレルゲンで主にタンパク質成分15%程度を占める。痒み、炎症、フケなど皮膚症状に加え、下痢、嘔吐などの消化器症状も。

その他
皮膚病原因主な症状
先天性脂性、フケ症、汗症体質の異常で、全身にわたって起こる。
内分泌性ホルモンの分泌過剰副腎皮質ホルモン、甲状腺ホルモンにより脱毛。
腫瘍ガンできものが局所的、全身性に(リンパ種など)。
免疫介在性自己免疫自分自身の身体をアレルゲンとして攻撃する。
精神性何らかのストレス湿疹、皮膚に直接の原因がないのに痒がる。
舐めやすいところだけをしきりに舐めるなど。


皮膚病を悪化させないために

先に述べたように、皮膚病の原因と病態は多岐にわたります。また、好発部位もセオリー通りとはいかず、それら症状からの診断を難しくしています。

しかし多くの場合、治療と並行して専用の食事を与えることが有効であり、上表の場合、食物アレルギーやガン以外では皮膚ケア専用の食事療法がすすめられています。

また意識して、外的・心理的にストレスをかけないような環境をつくってあげること、早く異変に気づき治療や食事などのケアを始めることが大切です。

毎日の食事でできること

健康な皮膚、皮膚のバリア機能を維持するためには、バランスのとれたタンパク質や脂肪酸、皮膚の健康をサポートする成分を補ってあげることが重要です。
特に、食事から摂ったタンパク質は、体内のその他重要な器官から使われるので、十分な量がないと皮膚や被毛にまで行きわたりません。皮膚・被毛を構成する10数種類のアミノ酸を含んだ良質なタンパク質が入った専用の食事を選びましょう。

また、今、皮膚トラブルを抱えていなくても、皮膚・被毛の美しさにこだわる方や、同居犬やお母さん犬に皮膚病がある場合なども専用のフードがおすすめ。
毎日身体の中に取り入れるものだから、影響は絶大。原材料や産地、パッケージなど、安全性にこだわった質の高いフードなら特に安心ですね。




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